選民思想
どっぷり帝国の国民に仕上がり、「Windows使ってもiPodやiTunesのユーザー体験はMacのそれとは違うんだよ。」と盲信し、びえ立つ壁の中で巨人なんて来るわけがないと、当時はぬるま湯に浸かっていました。
でも、それはそれで良い暮らしでした(笑)
OSはおろか、CPUのアーキテクチャすら違った時代、単なる数値で比較すらしなくて良いのです。Appleの躍進が先行投資を回収してくれるような気にもなっていました。
先日、Windows10にiTunes入れたんですが、今でもWin版さほど進化していませんね。。。そもそもiTunesが劣化したことが理由かもしれませんが。。。
今更ですが、Mac版の使い勝手の良さは純正アプリ間の連係や、安定感から来るものですね。。。
次に時代がひっくり返ったのがiPhone。誰も電話からボタンが消えるなんて思って無かった。稀代のセールスマンは先にiPad作ってから温め、満を持して後出ししたとか胸アツです。
iPhoneの日本上陸は3Gが出た2008年7月11日、オリジナルは2007年ですのでもう10年経ちました。
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iPhoneの発表から10年、「ベストはまだこれから」
by携帯総合研究所さん
私が手に入れたのはもう少し後の3GSが出た2009年。ソフトバンクの孫正義社長が躍進した時期で、3Gが出た時から欲しくて欲しくて、ようやくMNPしました。
スマートフォンがまだ珍しかった時代。もうPCなんて要らなくなるなるんじゃないかと思っていたら、低価格帯のコンパクトデジカメがほぼ無くなってしまいましたね。
それは抜きにしても、その体験は革新的で、その場で瞬時に写真やデータのやり取りができたことに喜んでいました。
その後
iPhone3GS→4S→5S→ 6→SE
と6以外、小さいのばっかり使ってきました。8年もiPhoneファンですね。今もiPhoneはズボンの前ポケットに入らないと落ち着きませんw自分はやっぱカバン持ちは駄目でした。
iPhone6は後にMVNOデビューのためにdocomo版の中古端末を買いました。親指が右上のアイコンに届かないのが落ち着かず、SIMフリーiPhoneデビューにとSEを買いました。ホームボタンのダブルタップという解決策が今はありますが、それも慣れませんでした。
後にSEが値下げされ更にお買い得に。ガジェッターさんの方が購入率高いですね。ミドルクラスのAndroidスマホと戦える価格と、iPhoneブランドの強みがあります。
MVNO関連の話は今回省略。この辺りの時期からAndroidスマホやタブレットにも手を出し、GoogleのOSが入ったPCであるChromebookに手を出し、Apple一択で生活しないクロスプラットフォームで運用するようになりました。
といっても、Googleの製品とその他クラウドが主たるサービスです。
今やクラウド全盛期。どのデバイスでもデータの一元管理が楽になりました。MVNOの安くて大きいデータ通信プランにより、様々なストリーミングサービスが楽しめるのも追い風。
Macが無いとできなかった事が徐々に少なくなって来ました。オールApple帝国の囲い込みからはみ出だしたのはこの頃、初めはちょっと壁の外の世界を見てみたかっただけでした。
進撃ネタしつこくてすみませんw
2011年10月ジョブスが亡くなりました。iPhone5辺りまで計画していたのでは?なんて噂もありました。
今はSEとしてそのデザインは健在ですね。彼の早すぎる死はテクノロジー系ファンでなくても、連日報道や特番が組まれたのでご存知の通り。
後任のクック体制になり、インパクトあるイノベーションが薄れ、多様性を求められる時代の流れでしょうか、魅力的な製品はあれど革新的なデザインは生まれにくくなって来ました。
私も例に漏れずあの期待感を熱望するも、王者となったAppleに忠誠心が薄らいで来ました。Appleらしさはあるんだけど、ベンチャー精神のある商品が生まれない。
それまでは、ずっと鎖国ライフしてたからAndroidを手にするまで斜め読みしていたといいますか、早いサイクルで改良してくるテクノロジーの流れに鈍感になってました。
iOSに通知センター導入あたりから、逆輸入デザインが入って来てました。今のiOSはお世辞にもシンプルだとは言えず、今の操作性の良さはジョブズが健在だった頃のチームの産物だとも思えます。
もちろん今でもデザイナーのジョナサン・アイヴは大好きです。クック船長も大きくなったAppleには適任だ、きちんと巨大企業の舵取りしていると思います。
ただ、ジョブスの亡霊が沈みゆく帝国を引っ張っていると言われていた様に、新しい発表は今のMicrosoftがやってのけてる感が強くて、ガジェットヲタク的には指を加えて隣の芝を見ていました。
今やクリエイターさえ取り込もうとSurfaceブランドはいい動きです。モバイルとデスクトップを統一するWindows10の思想も、徐々にですがハードウェアが追い付いて来ました。
ガジェットなんて、結局は餅は餅屋と思ってましたが、スマホだけが唯一いろんなモノを兼用したデバイスでした。最近ではSnapdragonでWindows動くそうじゃないですか。このあたりが次のイノベーションになりそうですね。
やりたいことを一台に集約してもいいし、それぞれのデバイスに分散させても、データのやり取りが楽になりました。
高いガジェット買う事がステータスやゴールではなくなり、自分の技量に応じてデバイス選びができるという、いい時代です。
用途に応じてきちんとリサーチすれば、全てに於いて安かろう悪かろうでは無くなりました。
信者の癖にと思われるかもしれませんが、スピード感の早いこの業界、頭打って気を取り戻した新生Microsoftにパノス・パナイというジョブスの生まれ変わりが出て来たようです。若き日のジョブスを想像させます。
彼はただジョブスのマネしたプレゼンではなく(そんな人は沢山居ますが)これから面白いイノベーションを見せて貰えそうです。
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プロダクト的にはまだまだ昔のMacの様に不具合抱えてますが、勢いありますね。この無骨さが魅力あるのかもしれません。
テック界隈のサイクルは早い
Googleを加えたこの3強だけでなく、生き返ったAdobeや(Appleまでも昨今ひれ伏した感のある強さアリ)、サービス独占のAmazon、ASUSやTesla Motorsも面白い。それと、今やモノづくりの質が高い中国のDJIやHuawei等も要注目です。
中華メーカー=悪かろうは一部に於いてもう古い価値観なのかもしれません。
これらの環境の変化からもわかる様に、個人的にワクワク感のある所を体感してみたいと思った所存です。MacもOS Xで入門した様にWindowsも10からですが、遅れ馳せながらデビューしようと思いました。
別にApple嫌いではないので、これか、ワンボタンの声やAppleCLIPなどApple系Podcastは聴き続けるし、Apple系ブログもチェックし続けます。テック系ってApple関連ばかりですよね。。。ファンが付きやすいのも納得です。
Mac→macの意味
Macと引き換えにiOSには依然強さがあります。パクリパクられAndroidとの差が無くなってますが、iPhoneやiPadはまだまだ使いたいですね。
脱Apple宣言じゃないのかよ!と突っ込まれそうですが、脱Mac宣言でした。
個人的に今のiOSの制約を飛び出したiPadProの進化にも期待してますし、実はちょとアリかなと狙ってます。ここにきてSeries2になったApple watchも魅力出てきました。
Macがmacに表記が変わった様に、Appleも時代とともにMacの立ち位置を変えてます。もう全方位と戦う王者Appleは色々大変みたいですね。
新しいステージの濃い話は関連リンクからどうぞ
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by backspace.fmさん
Apple信者系YouTuberでさえWindowsとの二刀流だったりするのですが、私は今回でMac環境を手放してみようと思います。
でも、いつかはmacのPro製品を買いたい野望があるので、その魅力を感じる日まで。
ひとまずMacよさようなら。ドキドキをありがとう。
リーアンダー ケイニ― 日経BP社 2015-01-09
ありがとうございました。
次回は逆スイッチして買ったPCまとめ。
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