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キッチン考察その1~スッキリシンプルで楽したいんです~

お久しぶりです@MIKS+homeです。今日はキッチンの話、何から書いていいのか分からず幾つかに分けることになりました。エントリーしないと忘れられそうですね・・・。


キッチン選び

キッチン選びは特に主婦にとって拘りたいところですね。トーヨーキッチンの様なデザイン建築に溶け込むキッチンは予算オーバーですがコストも機能もシンプルさも欲張って選びたい!憧れのキッチンの型がリビングやダイニングに合うのか?他の部屋との関係が成立するのか等も、毎日使う場所だからこそ計画的考えたいところです。

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キッチンメーカーは各社それぞれ特徴がありますよね。私の知る限りではコスパの良いリクシル、ホーローのタカラスタンダード、人造大理石のトクラス(旧ヤマハ)、ステンレスのクリナップ、機能的なパナソニック、水に拘るTOTO。無印良品の家にある業務用のようなシンプルなキッチンもカッコいいですね。色々ありますが特徴で選びやすいのですが、逆を言えば(クリナップで人造大理石など)苦手な素材の扱いを選ぶのはナンセンス。キッチン選びは奥様方の好みが強く反映されるところで各社得意とする機能は魅力的ですが、私的には


お料理しやすいレイアウトか?

片付けと掃除が楽か?

一連の動きに無駄が無いか?


等を選択基準にしました。そう、モノグサなんです。楽したいんです。座ったら立ちたくない。あっちこっち歩き回りたくない。振り向きたくない(笑)

よく陥りがちな商品単体の見栄えや好みのカラーだけで決めてしまうと、オプション含め費用も膨らみ、煩雑になり家事の手順が増えてしまったり、育児中だと子供対策で一時的な時期のためにキッチンと部屋の関係を変えてしまったり、止むなくキッチンの通路を家族で使えないぐらい細く狭くしてしまったり、L型などキッチン自体広くしたのに、意外と作業スペースが狭くて使いづらいなんてことも気をつけたいポイントです。


また日の入り具合や壁付けだと照明もしっかり計画したいところです。北側に水周りがよく来ると思いますが、ショールームでは不便なかったのに・・・間取り変更しているうちに忘れてしまった!なんてならないようにしたいですね。





@MIKS+home的動線計画 〜食事の流れ〜


(1)料理する→食器棚とパントリーと冷蔵庫の往復そして調理スペースの確保

(2)テーブルへ食事を運ぶ→カウンター越しなのか別室なのか隣なのか

(3)食べる→炊飯器は持ってくるのか、ご飯を入れて戻ってくるのか

(4)片付ける→繰り返しになりますがカウンター越しなのか別室なのか隣なのか

(5)洗い物→食洗機なのか手洗いなのかそれとも両方ならそれぞれの位置はどうか

(6)ゴミの処理→勝手口の位置関係やゴミ箱の置き場所はどうか

(7)食器棚に戻す→食器棚への距離や食洗機との位置関係


ざっと書き出すだけで7つの工程になりました。これらから見えてくるのは一連の動作に対してキッチンがどう使えるかということ。



我が家のキッチン






このように考えてみました。 キッチンはI型、奥に勝手口で出てすぐにゴミ箱が並びます。当初アイランド型やオープンキッチンも憧れたのですが、間取りを変更していく過程でコスト的にも、使い勝手も我が家の狭さでは無駄が生じると分かりお蔵入りとなりました。一度図面にて起してもらうと、より全体とのバランスが分かりやすいですよね。やはりこのI型キッチン、市場の流通量から見ても他に大きくコストカットできる型は無いと思われます。この方法でI型キッチンの立ち上がり壁から少し高くしてカウンターを設置し、半オープンキッチン風に仕上げる方法があるのですが、我が家はガッツリ1200mmも壁を立ち上げいろんなモノをいろんな方向から隠していますので後述しますね。

まずはじめに過去記事「玄関開けたら2秒でごはん」の玄関方向からキッチン内部が見えない様に仕上げています。なんでもかんでもオープンではいけませんね隠しどころも必要。でもキッチン上部に吊り戸棚はありません。狭いので収納力は欲しいところですが、ここはオープンにしてリビングとの一体感で軽さを出しています。

上記画像に点線でチラッと見えておりますが、ダイニングテーブルはキッチンと横並び。料理を作ってからリリースが早い。一度、料理や食器類をカウンターに置いて回り込み、そして並べたり引き上げたりする労力が要りません。これは外せないポイントでした。なので必然的にキッチン隣の席は大人(主に妻)になってます。この席にも楽するポイントありますひとつは座って70cm隣にカラトリーの引き出しとその上に水切りカゴが。小さな子供って容赦なく箸やらスプーンやら落としますね・・・。つまり座ったまま新しいもの即座にリリース。ぐったり疲れてやっと座ったと思ったら要求されます。「箸無い!コップ無い!皿足りない!」これに対応出来ます。食事後は調理する時の流れと食器を元の位置に戻す動線はほぼ同じ。これも隣に運ぶだけ。ダイニングテーブルからシンクの中央まで150cm程なので至極便利です。モノグサですいません・・・。




続きましてキッチン裏手の物入れは食器棚兼食物庫(一応パントリー)になっております。食洗機から食器を戻す動線は青い矢印で記載した通り。120cmのキッチンの幅がありますので、食洗機の引き出しを全開に開け、キッチンの引き出しを全開に開けても、後ろの食器棚との距離が狭くならず、一気に収納出来ます。食器棚の端へは流石に2歩ぐらい歩きますが許容範囲でしょう。この食器棚、下段3分の1は食品のストック庫で、全てここで賄っています。この食器棚と冷蔵庫の間に飾り棚があり、見せる調理家電置き場であり、飾り棚としてアクセントで壁紙も変更しています。これらはコストを削減する為にメーカーのキッチンキャビネットではなく、こちらも全て造作棚となっております。 中の棚板は白い化粧板で、カットして何枚も入れれるし、自由に高さ調整できるし、取り換えのコストも安いものです。


キッチンレイアウト

画像歪んでますがご愛嬌w
キッチンの幅は一般的な2550mmではなく2700mmです。当初からこの長さで計画しておりました。15cmに何のメリットが?と思われますが、この15cmとてもデカイです。キッチンの長さを2700mmにする事で37㎝のシンク右隣にスペースが確保できました。

そして広くはありませんが75cmの作業スペースを確保。コンロはガスコンロを採用。ビルトインの天板広さは75cmタイプです。各バーナー間の間隔が広いため、フライパンやお鍋などがぶつかりにくく、ゆったりと調理が出来ます。

ちなみにコンロ左手の8cmと書かれていますが実際の引き出しは15㎝、更にサイズアップした15㎝を持ってくるとコンロ左脇に30㎝の鍋の置けるスペースが出来ます。これもひとつの技で75cmのコンロ採用で実現きませんでしたが、ちょっとした幅で使ってみるとすっごく便利なことってあります。コンロ奥に調味料置きたくない人にも朗報です。

もっと細かく言えば、コンロずらしやシンクずらしのオーダーは出来ますが、そんなコストは我が家にはかけられないので標準選択内での話で終わらせて頂きます。


<再度画像を掲載>

話は戻り、先ほど記載した37cmのスペースの引き出し上段にお箸やスプーン類が入っています。この天板の上に水切りカゴを置くスペース(緑の範囲)が37㎝です。食洗機がシンク左手の作業スペース下にありますので、少量のコップや大きな鍋類を一時的に置いて乾燥させています。このキッチン右端には高さ120cm幅15cmの壁を挟んで図面にある点線のダイニングテーブルと先ほどの楽できる席

はじめの方にいろんなモノをいろんな方向から隠していますと書きましたが、それは前述した水切りかごと炊飯器。炊飯器って邪魔です。昨今、吹き上げるスチーム量も減り、少数ではありますがスチームレスのものもございます。そしてデザイン家電らしく背面すらおしゃれなものもありますが、これがキッチンの棚を痛める原因であります。炊飯器の棚の上部がスチーム対応でないと化粧パネルが剥がれてきますし、狭いスペースに沢山のキャビネットを配置すると炊飯器や電子レンジの為に「コの字型」になったり、中央がガラッと空いてしまう。これらは電子レンジと高さも揃わず、炊飯器専用のスライドレール付き引き出しだと、更にキッチンの動線が悪くなり、場合によっては低くなったり、一時的ではありますが幼児の火傷の元となったりしてしまいます。炊飯中のその出っ張り・・・邪魔です。対面式だとキッチンカウンターの上に置く方が大半だと思いますが、炊飯器ってなんであんなに主張するカラーなんでしょうか・・・。


そこで冒頭に書いたいろんなモノをいろんな方向から隠していますの床面から120cmの立ち上がりのカウンターと幅37cmのシンク右のスペースです。水切りカゴ奥に炊飯器を置いています。40cmあるともっと良かったんですが無理でした。



隠した炊飯器がコチラ。手前が水切りカゴです。これでリビングやダイニングはもちろん、オープンな玄関方向からのゴチャゴチャ感は見えません。炊飯器からの蒸気も吊り戸棚が無い分影響もなく、キッチンカウンターから頭も見えません。そしてしつこいですが楽できる席から一歩立ち上がった位置に炊飯器が居座ることができています。


(工事中の写真で白い板乗ってますが関係ありません)


いかがでしたでしょうか?今回はキッチンの楽できる間取りを中心にエントリーしました。狭さとの取り合いですが、視界的な抜けや隠しどころ、ラインの合わせ方など使えるところがあると嬉しく思います。次回は選んだキッチンのメーカーやタイプ、譲れなかった装備やコストダウン方法にも触れたいと思います。

これ便利です。



コップ立てたり、コンビニの小さな袋で調理用ごみ捨て場にしたり。これのお陰で三角コーナー使ってません。



牛乳パックや夏の水筒用にコレも買い足しました。
畳めるってのがポイントです。
シンクでザル浮かせて置いたり、いろんな用途に使えますよ。




お帰りはコチラ

キッチン関連リンク


追記2016/03/14

TOTOのCJのステンレスのキッチンのその後と水ほうき水栓のレビュー


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